サンドイッチ製法とは?
カラコンの製法はいくつかありますが、日本で採用されていることが多いのがサンドイッチ製法。
カラコンの着色部分を2枚のレンズで挟み、1枚のレンズにするという製法です。
パンに具を挟んでくることをサンドイッチと呼ばれていますが、同じようなイメージですので、サンドイッチ製法と呼ばれています。
カラコンは高度管理医療機器に指定されており、厚生労働省の許可がないと業者が販売することはできません。
製法によって目に対するリスクがあると判断されたら、許可されない可能性も。
サンドイッチ製法は、安全性を重視していますので、許可が出やすいとも言われています。
サンドイッチ製法の安全性
サンドイッチ製法は、厚生労働省の許可が出やすいと言われていますので、採用されていることが多いです。
どの点が安全なのかというと、目に対するリスクが少ない点ではないでしょうか。
他の製法なら、装着したときに着色部分の色素が目に触れます。
色素漏れが発生し、炎症を引き起こすこともあり得ますので、安全性で疑問が出てしまうでしょう。
サンドイッチ製法の場合、着色部分のレンズが挟まれていますので、装着したときに目に触れません。
色素が閉じ込められますので、炎症を引き起こすこともなくなり、安全に装着することができます。
ドライアイの方は注意点も
サンドイッチ製法を採用しているカラコンは、安全性が重視されていますので、装着するときの安心感があります。
カラコンデビューするときは、サンドイッチ製法を採用しているカラコンを選ぶのが無難でしょう。
しかし、注意点もありますので、しっかり把握しておく必要もあります。
サンドイッチ製法は、カラコンの着色部分を2枚のレンズで挟み込むため、厚みが出てしまいまい、目が乾きやすいと感じることがあります。
ドライアイの方は、敏感に反応してしまう可能性がありますので、こまめに目薬を点すなどの対策が必要かもしれませんね。